いこくのじかん

「カオスで面白い世界」をテーマにしたゆるゆる旅行・アウトドアブログ。

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カエル・パーティのおもいで

 

カエルパーティのおもいで

カエルパーティのおもいで2

 

 

 

 

こんにちは、きいです。

 

今や、カエル肉にはじまり、

世界のありとあらゆる食材がネットで調達できる時代。

 

まさに、

家にいながら「いこくのじかん」を味わうことができるのです。

(ここぞとばかりにこのブログの名前をぶち込む)

 

今回は、そんなお手軽に異文化気分を味わえる

「カエル肉」

についてご紹介します。

 

 

目次

 

 

 

カエルを食べる主な地域

 

日本では馴染みの薄い「カエル肉」。

 

タイやインドネシア、中国といった国で食べられていることから、

「カエル食=アジアの文化?」

と思うかもしれませんが、

 

意外にもヨーロッパ、フランスにもカエルを食べる文化があります。

 

さすが美食の国。

 

思えば、エスカルゴ(カタツムリ)もフランス料理ですし、

食に対する好奇心旺盛な気質を思うと納得です。

 

 

ちなみにフランスでは、

12世紀頃の文献で既にカエル肉に関する記述が見られるようです。

 

年季の入り方が違った。

 

その後、18世紀になると高級食材として扱われていたとか。

 

 

カエルは古くから、

世界のあちこちで人類の食事に貢献していたんですね…

 

 

ケロリン

 

 

日本にもあった!カエル食文化

 

ここまでどこか他人事のようにカエル食文化について紹介してきましたが、

実は日本でもカエルは食べられていました。

 

 

――時は大正。

 

"アメリカより「ウシガエル」が日本へ食用として持ち込まれた"

という記述を発見したのです。

 

なんでも、当時とある教授が日本でカエルの養殖事業をはじめようと、

全国の池で試験的にウシガエルを放ったそう。

 

 

…てか、

ウシガエルってアメリカから来た外来種だったの!!?

と私はツッコミを入れたくなりました。

 

初耳です。

 

低い鳴き声はもはや「夏の田舎の風物詩」的な感じですし、

てっきり日本に元からいた生物かと…

 

 

そしてさらに驚くべき事実が。

 

 

この時、ウシガエル餌として持ち込まれた

「とある生物」がいるのですが、その生物こそがあの

アメリカザリガニ

だったのです。

 

 

お前ら元々は食用カエルの餌ポジションだったんかい!!

 

と本日二回目のツッコミ。

 

 

 

…だいぶ話がそれてしまいました。

 

 

ともあれ、

日本でも昔カエルを食べていた時期があったようです。

 

 

実際にカエルを食べた感想(写真アリ)

 

※ここから先、調理前のカエル肉画像が出てきます。

見たくない方はブラウザバックでお願いします!

 

 

 

 

 

カエルで食べられる部分は「脚のみ」。

なので調理前の肉はこのような感じです。

 

 

カエル肉

 

(友人宅に届きたてホヤホヤのカエル肉の様子)

 

カエル感はそこまでなく、パッと見は鶏肉のよう。

 

これを唐揚げにして食べてみると… 

 

 

カエル唐揚げ

 

 

味も鶏肉だった。

 

もっと例えると、

「薄味で肉臭くない鶏肉」みたいな感じです。

 

肉特有の臭みが苦手な私からすると、

普通にアッサリ味で食べやすく、おいしかったです。

 

 

最もよく使われるカエル肉の表現として

「鶏肉と白身魚の間」

という言葉がありますが、

最初に言った人を褒め称えたいくらい的確な例えだと思います。

 

 

ちなみに中国語ではカエル肉を

「田鶏(田んぼの鶏肉)」

と表記します。

 

 

「カエル肉=鶏肉に似た味」

という認識は、ところ変わっても同じみたいですね。

 

 

…というわけで、以上が

「カエルパーティのおもいで」と「食用カエルに関する概要」

なのでした。

 

 

興味を持った方、

是非一度試してみて下さい!

 

 

皆様も良きカエルライフ(?)を。

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します~!

 

 

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参考元サイト

・AsiaX「意外なヘルシー食材、カエルに出会う小旅行」

・ナショナルジオグラフィック「1万年前から?英で蛙食の証拠発見」

・国立歴史民俗博物館研究報告「環境変化に伴う生業のあり方 ~ウシガエルの流入を中心として~」