たのしいJR在来線の旅【名古屋⇔京都】
こんにちは。
お久しぶりです、という挨拶さえ憚られるほど久しぶりの更新です。
高城玲です。(旧・きい)
見返すと最後の投稿が今年の3月…
約9ヶ月ぶりとなってしまいました。
思えば最後の投稿から、漫画家デビューが決まったり改名したり絵の修行をしたり漫画が雑誌に掲載されたり…
怒涛の9ヶ月間だったと言っても過言ではありません。
(その模様は以下別ブログにて詳しく記録しております)
ですがまあ、今回はそんな話は置いておいて…
このブログは旅について語るブログなので、さっそく最近印象に残ったとある「旅」について書いていこうと思います!
目次
- そもそも旅の定義とは何なのか
- 新幹線だと30分、在来線だと2時間ちょい
- THIS IS サイコーに チョウドイイ 150km
- 解き明かせ!関西弁の境界線はどこなのか?
- 関ヶ原~米原間の雰囲気が素敵
- おわりに
そもそも旅の定義とは何なのか
「日帰り旅行」は旅にあたらない?
「宿泊」がなければ旅とは呼べない?
そんなことはありません。
たとえ宿泊がなかろうと近場だろうと、己が旅と思えばそれは旅なのです。
(超持論)
お察しかもしれませんが、今回のタイトルは「たのしいJR在来線の旅」。
言ってしまえば「名古屋から京都まで鈍行列車で行く道中が面白い!」
というだけの話です。
スケールの小ささを誤魔化すためになんだか格言っぽいことを言ってしまいました。
新幹線だと30分、在来線だと2時間ちょい
大学時代京都に住んでいたため、実家のある愛知と京都を往復する機会がしばしばありました。
新幹線は高いため、JR在来線を使って行き来していたのです。
(在来線だと新幹線の約半額ですむ)
その時は特に何とも思っていなかった京都⇔名古屋間の道のりですが、最近ちょっとした用事で京都まで行く機会があり、お金も惜しかったため数年ぶりに在来線で向かいました。
すると改めて発見があったというか、予想外に楽しい道中を過ごせたので、以下その模様をご紹介しようと思います!
※注・電車知識に関しては全くのド素人です。
「ふ~ん」程度にゆるくお読み下さい。
THIS IS サイコーに チョウドイイ 150km
名古屋⇔京都は距離にすると約150km。
在来線で向かおうとすると片道2時間ちょっと。
個人的にこれって、移動における「遠すぎず」「近すぎず」のベスト距離&時間だと思うんですよね…
(yahoo路線図より。朝7時半頃名古屋駅を出発した場合)
乗り換えも1時間に1回程度あるので、ずっと座りっぱという訳でもありません。
そして何より「関東(東海)」と「関西」の境目を越える訳なので、文化圏において色々な発見があって面白いのです!
解き明かせ!関西弁の境界線はどこなのか?
この謎、以前からずっと気になっていました。
名古屋岐阜は多少の訛りはあれど、イントネーションはほぼ標準語と同じ。
それがどこから「関西弁アクセント」に変わるのか。
正確に把握することは困難ですが、うっすら境界線のようなものがあるはずです。
なので私は在来線で移動する際、ここぞとばかりに周囲の会話をチェックしていました。
それに基づいて結論から言いましょう。
関西弁の境界線、米原辺りでは…?
新幹線「こだま」に乗るとおなじみ、米原駅。
実はこの米原駅から、列車がJR東海から西日本の管轄へ変わります。
米原駅より少し手前の、合戦でお馴染み「関ヶ原(岐阜県)」では乗って来るお年寄りの会話が岐阜弁だったのに対し、米原で乗ってきた女子高生は思いっきり関西弁イントネーションでした。
ただ、私が乗った列車が午前の時間帯で正直話してる人があまりいなかったこともあり、信頼には値しないかと…
米原、関ヶ原辺りにお住いの方、是非関西弁の境界について思うことがあればご一報下さい。(結局丸投げ)
関ヶ原~米原間の雰囲気が素敵
ここからは、気になった景色などダイジェストでお送りします!
なお、普通に写真を撮り忘れたためGoogleマップのストリートビューでカバーさせてもらいます…
私が勝手に名古屋→京都在来線のハイライトだと思っているのがこの
ここは先ほどの地図でもわかる通り、岐阜から滋賀に至る区間になっております。
そばには伊吹山という爽やかな名前の山があり、標高が少し高め。
冬に通った時はこの区間だけ雪が積もっていて驚きました。
のんびりした風景が、とにかく在来線でゴトゴト揺れる列車の旅と合うのです!
周囲に高い建物がないため、空が広くそびえる山が映えて見えるのも素敵。
(関ヶ原駅。合戦の地!という感じがひしひしと伝わってきます)
(垂井駅付近。こんな感じの風景の中、電車は進みます)
(米原駅周辺)
この辺りは新幹線だと一瞬で通り過ぎてしまう風景。
在来線だとぼーっと窓の外を眺めながら進めます。
言葉では言い表せないのですが、この関ヶ原~米原間は明らかに雰囲気が違うといいますか、なんともいえないゆったりとした空気が流れているように感じます。
逆に、米原を過ぎて彦根に入ると今度は一気に都会めいてくるのも面白い。
(彦根駅前。この辺りから高い建物が増えはじめる)
名古屋から出発して京都まで
都会→田舎町→山間部→小都会→都会
の流れを一気に味わえるのが小さな島国の日本らしいといいますか、この区間の魅力だと思っています。
おわりに
私は電車に詳しいわけでも何でもありませんが、久しぶりに電車に乗って遠くに行くと「やっぱいいな~」と思いました。
冒頭で「写真を撮り忘れた」と言いましたが、
ずっと窓の外の景色を夢中で追いかけていたのが原因です。
(景色ばっか見てたらいつの間にか着いてたパターン)
普段自分が乗ってる区間以外の電車に乗るだけでも外を見れば新しい発見がありますし、そこが在来線列車の好きな所でもあります。
願わくば、いつの日か日本全国在来線で巡ってみたいです!
それでは、本日はこの辺りで失礼致します~!