いこくのじかん

「カオスで面白い世界」をテーマにしたゆるゆる旅行・アウトドアブログ。

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【ウズベキスタン】モスク疲れとミナレット痛

 

ウズベキスタン1

ウズベキスタン2

ウズベキスタン3

 

 

 

こんにちは、木衣です。

 

「いこくのじかん」らしく、

たまには海外旅行の話でもしようと思い立ちました。

 

 

目次

 

 

憧れのウズベキスタン

 

ウズベキスタンを訪れたのは、

今から約3年前の2017年夏。

 

「モスクが見たい!」

の一心で「青の都・ウズベキスタン」へ向けて友人と共に旅立ちました。

 

…なんて格好つけましたが、この時は個人ではなく、

ツアー会社のツアーに参加しての訪問でした。

 

 

いかんせん、

ウズベキスタン公用語ロシア語ウズベク

 

ロシア語に関しては「パカパカ(Пака Пака)」しか知らず、

ウズベク語に関しては知っている単語が皆無という惨状。

 

パカパカ

 

 個人で行くことも考えましたが、現地での意思疎通を考えると

「ツアーにしておいた方がいいな」

という結論に至り、申し込みをしたのです。

 

 

フライトと修羅の国 

 

当時私は関西に住んでいたので、

関空から仁川国際空港(韓国)を経由してウズベキスタンへ…

というルートでした。

(ちなみに成田からだと直行便があります)

 

移動時間は正確には覚えていないのですが、

日本→韓国(2時間)+韓国→ウズベキスタン(7時間)

=合計9時間

くらいだったと思います。


f:id:riquewhir97:20210119010113j:image

 

 

韓国の仁川(インチョン)国際空港では乗り換えの時間が長かったため、

空港内を散策していました。

 

外国人なら無料で参加できる韓国の焼き物体験や、伝統衣装のショーなど、

私たちのような

「暇を持て余した乗り換え難民」

が楽しめる工夫がいっぱいで、

「よく考えられてるな~」と感心したのを覚えています。

 

ショー仁川国際空港

(伝統衣装のショー&撮影会)

 

 

話が逸れましたが、そんなこんなで長いフライトを経てウズベキスタンタシケント空港)に到着。

 

到着した時の第一印象は、

修羅の国

でした。

 

 

なぜかというと、

着いた早々目にした空港内の光景が

 

ケーブルがむき出しになった蛍光灯、

剥がれ落ちた天井、

破壊されたイスと机

 

だったからです。

 

破壊空港ウズベキスタン

 

 

とっさに私は

「これが旧ソ連国家か~」

と思うと同時に、

「この国やべぇ」

となりました。

 

(※ウズベキスタンは1991年のソ連解体時に独立)

 

 

いや、

普通空港で入国審査とかその他諸々終えて出た所のスペースって、

明るい壁紙で

「Welcome!!」や「おかえりなさい!」

と迎えてくれる「ほのぼのゾーン」じゃありません??(知らんがな)

 

それが破壊されたイスと机が転がってる薄暗い空間て。

 

 

歓迎ムードどころか恐怖さえ感じます。

 

思わず身構えるのも無理はありません。

 

 

楽し気空港

 

 

やさしいせかい

 

ですが、そんな私の心配もどこ吹く風。

 

結論から言うと、

ウズベキスタン・サイコー

でした。

 

 

料理も美味しく、モスクは綺麗。

何より、人がとっても温かいのです。

 

 

サマルカンドの町での出来事。

 

私がハンカチを落としたまま気付かず結構な距離を歩いていると、

 

一人のおじさんがそれに気づき、

わざわざ走ってハンカチを持ってきてくれたのです。

 

おじさんはにっこりと私の手にハンカチを握らせてくれると、

颯爽と去っていきました。

 

その光景は、さながら少女漫画の

「ハンカチ、落としたぜ。(イケボ)」

状態。

 

ハンカチ落としたぜ

 

ときめいたのは言うまでもありません。

 

 

その他も、

ヤポン?(日本人?)」

と声をかけてくれたり、手を振ってくれたり、気が付いたらツーショットを撮っていたり…

 

ウズベキスタンの人は、人懐っこくて柔らかい印象を受けました。

 

スイカ売りのおじさん

(スイカを売る陽気なおじさん)

 

近いおじさん

(カメラにやたら近い通りすがりのおじさん)

 

サマルカンド

サマルカンドのブルーモスク。ウズベキスタンNo.1観光地)

 

モスク

(モスク)

 

モスク2

(モスク2)

 

おばさま

(レストランで出会った可愛いおばさま)

 

 

…気が付いたらタイトルのモスクもミナレットも全く関係ない

ウズベキスタンの印象」

についての話になっていますが、

とにかくとっても楽しい国だったのです。

 

 

まだまだウズベキスタンについては語りたいことがあるので、

ちょこちょこ記事にしていけたらと思います。

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

鳳来寺山(ほうらいじさん)キャンプの思い出

 

鳳来寺山の思い出1

鳳来寺山の思い出2

鳳来寺山の思い出3

 

 

 

 

こんにちは、きいです。

 

皆様は「妙に心に残っている瞬間」って

ありませんか??

 

私の場合は、この鳳来寺山で食べたおにぎりです。

 

 

マジでうまかったのです。

 

あれから10年以上は経っていますが、

私は今でもあのパックおにぎりの味を鮮明に覚えています。

 

"自然の中だとこんなにごはんが美味しく感じられるんだ"

の原体験だったかもしれません。

 

 

ちなみに、私にとってこの鳳来寺山のキャンプが

人生初キャンプ

だったため、他にも色々と思い出深い出来事があります。

 

なので今回は、

私の初キャンプで起きた愉快な事件たち(?)を紹介しようと思います。

 

 

目次

 

 

台風直撃→からの悲惨なお祭り屋台

 

小学校のキャンプは二泊三日で夏に行われたのですが、

よりにもよって

キャンプの日程と台風上陸がまるかぶりしました。

 

最悪です。

 

漫画で描いた「鳳来寺山登山」は一日目の昼の出来事(台風が来る直前)だったので

ギリギリ決行できたのですが、

一日目以降のスケジュールは台風でめちゃくちゃになりました。

 

具体的に言うと、

 

キャンプファイヤー→中止。

肝試し→中止。

外でご飯作り→中止。

 

まさかの「THE・これぞ小学生のキャンプ」

なお楽しみイベントがことごとく中止に追い込まれたのです。

 

がっくりと肩を落とした私たちですが、

キャンプには当然雨が降ることも想定されており、

代替案が用意されていました。

 

それが、

「みんなでお祭りの屋台を作ろう!」

です。

 

???

 

サンドウィッチマンさん風に言うと

「ちょっと何言ってんのかわかんない」。

 

 

それは、キャンプ場の体育館を貸し切り、

「〇〇小学校・夏祭り」

と題し、みんなでお祭りの屋台グルメを再現して食べよう

というものでした。

 

お祭り

 

 

発想自体は悪くないのですが、

「もはやそれキャンプじゃなくね」

と突っ込みたくなること必須です。

 

 

という訳でお祭りフードを作ることになった私たちですが、

いかんせん小学生クオリティだったため、

この夏祭りは悲惨なものになります。

 

私は「焼き鳥」チームに加わっていたのですが、

鶏肉の味付けを忘れました。

 

結果、ものすごい獣臭い焼き鳥(もどき)が完成。

 

 

他のチームもそんな感じで、

 

焼きとうもろこし

→火がうまく通らず生焼けに。

 

りんご飴

→飴がうまくコーティングされずただの木に刺したリンゴに。

 

チョコバナナ

→チョコがうまくコーティングされずただの木(以下略)

 

悲惨な祭り

 

 

冒頭、鳳来寺山で食べたおにぎりの美味しさは一生忘れないと言いましたが、

この時の屋台の味は違う意味で多分一生忘れません。

 

 

謎すぎる遊び「ドカンスー」

 

「外でご飯作り」の代替案が、前述の「屋台作り」なら、

 

キャンプファイヤー&肝試しといった

「夜のお楽しみイベント」にもそれに代わるものが急遽用意される訳で。

 

それが、

「ドカンスー」

です。

 

 

この「ドカンスー」は、

 

"微動だにしない「鬼」に

みんなが一人ずつ体当たりする"

 

という10数年経った今でも謎すぎる室内遊びです。

 

誰かが持ってきていたカピカピの昭和感漂う

「室内遊びの本」をテキトーにめくったら出てきたのです。

 

 

結果、

私たちは暴風雨の夜、

体育館の真ん中に立つ先生(鬼)に

一人ずつ体当たりする、

という意味不明なことを繰り返していました。

 

ドカンスー

 

 

そもそも、鬼がどうなったら勝ちなのかも分からないため、

終わりが見えません。

 

口には出しませんが、全員の頭に

「これ、なんの時間??」

という思いがあったことでしょう。

 

 

…ちなみに、気になりすぎて

「ドカンスー」で検索したのですが、

 

謎

 

ご覧の有様です。

 

本当に謎です。

 

あの「ドカンスー」とは一体なんだったのか…

そもそも本当にそんな遊びは存在していたのか…

存在するのならどういうルールだったのか…

 

何か情報を知っている方がいましたら、

是非ともお教え下さい。(切実)

 

 

 

…という訳で、

以上が私の「人生初キャンプ」

の思い出です。

 

 

冒頭の漫画ではちょっとイイ感じの体験をしていたはずが、

気が付いたらカオスに巻き込まれていました。

 

しかし、これだけ時が経った今でも鮮明に覚えているということは、

「思い出を作る」

ことに関して言えば大成功だったのでしょう。

 

なんだかんだでグダグダだけど

とっても楽しかった記憶があります。

 

結局、記憶に残ってしまえば勝ちなのです。

(強引な総括)

 

 

余談ですが…

 

愛知県民のキャンプには

「トーチトワリング」という

火のついた棒をぶん回す

超絶クレイジーな出し物

があります。

 

トーチ

 

小学生であろうと中学生であろうと、

お構いなしに燃え盛る炎を操る技術を習得させられます。

(今もやっているかどうかは知りませんが)

 

 

私は中学の時にこれをやったのですが、

うっかり右耳が燃えかけました。

 

皆さんもキャンプで是非試してみて下さいね。(やめろ)

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

www.okuminavi.jp

 

年末・海パスタの会

 

海パスタ会1

海パスタ2

 

 

 

 

謹賀新年!

2021年明けましておめでとうございます!!

 

きいです。

 

と、いう訳で、

本日は年末に突然行った「海パスタの会」日記です。

 

 

目次

 

 

ちなみに、なぜ「海でパスタ」なのかは謎です。

 

深い意味などありません。

完全にその時の気分です。

 

 

繰り出した先は愛知県・三河湾

 

三河湾

 

この日は朝から雨がぱらついていましたが、

お昼ごろになると晴れてきました。

 

絶好の海パスタ日和です。

 

 

そしてお決まりのキャンプ用具一式を取り出すと、

早速調理開始。

 

調理開始

 

ちなみに、写真内の手作り感あふれる風よけは、

アルミ箔をダンボールに張り付けただけのものです。

 

貧乏根性を発揮して雑に作った割には、結構重宝しています。

 

風よけ

 

 

 

また、パスタ麺は友人が家から持ってきてくれたものを使ったのですが、

友人いわく、

「水につけた状態で持って行くと調理がしやすい」

そうです。

 

パスタ

 

 

水につけることにより麵がやわらかくなるため、

キャンプ用の小さい鍋にも入れやすいとのこと。

 

あとはちょっとモチモチとした食感になります。

 

キャンプに慣れている人からすると当たり前のことかもしれませんが、

私は知らなかったので素直に感心しました。

 

 

海パスタに限らず、

「急に野外で乾麵を食べたい衝動に駆られた」

という方は是非試してみて下さい。

 

 

 

こうしてできたパスタはとても美味しかったものの、いかんせん

冬の海は寒すぎました。

(当たり前だ)

 

 

正直調理の様子を写真に撮る余裕もなく、

作りたてのパスタは海風によって一瞬で冷却され、

最後の方は箸を握る手の感覚がなくなりました。

 

 

思わず、

「誰だこんな所でパスタ作ろうって言い出した奴!!」

「いや、私やんけ!!!」

 

という寒いノリツッコミまでぶちかましてしまう始末。

 

 

冬の「外ご飯会」は慎重に場所を選んだ方がよさそうです。

 

 

芋との出会い

 

案の定そそくさと撤退することになった私と友人。

 

友人が車を走らせる帰り道、ふと道端に面白いものを発見しました。

 

 

いもくいん店

 

その名も、

「いもくいん」。

 

焼き芋専門店だそうです。

 

 

chaooeats-nishio.com

 

 

入口脇の「冷芋(ひやしいも)」の存在感もさることながら、

一番気になったのはその店名です。

 

 

「いもクイーン(imo Queen)」と、

「いもくいん」の

ダブルミーニングなのです。

 

 

…分かりやすく解説致しますと、

三河弁では

「~してみて!」

のことを

「~してみりん!」

と言うのです。

 

なので、この場合

「いもくいん(芋食いん)」は

「芋食べてみて!」

という意味になります。

 

ちなみに、これをさらに名古屋弁に直すと

「芋食べてみゃー」

になります。

 

 

…話がだいぶそれましたが、

この「いもくいん」に降り立った私たちは、

さらに面白いものを発見しました。

 

 

いも自販機

いも自販機2

 

 

芋の自販機です。

 

人生ではじめて見ました。

 

芋なのに平然と

「あったか~い」「つめた~い」

があるので、一瞬頭がバグります。

 

 

しかも、

 

 

「自販機の設定上、100円硬貨が4枚までしか入りません。

申し訳ございません」

 

なんかカワイイ。

 

 

自販機は気になったものの、

私たちは店内で焼き芋を買いました。

 

どうせなら得体のしれない「冷やし芋」にしたかった所ですが、

海風で冷え切った当時の我々には、そんな選択肢鼻からありません。

 

新聞紙にくるまれたアツアツの焼き芋は、

甘くとろけてめちゃくちゃおいしかったです。

 

 

やきいも

(写真は撮り忘れた)

 

 

…そんなこんなで、

以上が私の年末になります。

 

 

皆様も、冬の海にお出かけする際は万全の防寒で行きましょう!

 

それでは本日はこの辺りで失礼致します~!

 

2021年もちまちま更新しいていきますので、

どうぞよろしくお願い致します!!

 

 

 

余談

 

もう一つの漫画ブログでは、

ただいまこんな感じの創作漫画を更新しています。

 

 

旅する主人公が様々な人と出会う

「人情ファンタジーもの(?)」を目指していますので、

よろしかったら是非~!

 

木衣の不毛漫画置き場

 

冬の常滑りんくうビーチ

 

常滑りんくうビーチ

常滑りんくうビーチ2

 

 

 

 

こんにちは、きいです。

 

「いこくのじかん」と謳いながら、

今の所国内(しかも近場)レポしかしていませんが、

今回もバリバリ国内&近場を攻めます。

 

 

先日、ちょっとした用事のついでに

常滑(とこなめ)りんくうビーチ

に行ってきました。

 

 

常滑りんくうビーチ地図

(IQ3くらいの地図)

 

名古屋からは電車で40分くらい、高速だと20分弱で行けます。

まさに愛知県民にとっては「手軽に行けるビーチ」なのです。

 

私はこの常滑が大好きで、小さい頃からよく行っていました。

 

 

という訳で、誰得かは知りませんが、

今回はこの海に面した町「常滑」の魅力をお伝えしようと思います。

 

目次

 

 

魅力①:常滑りんくうビーチ

 

冒頭の漫画で紹介した所です。

 

中部国際空港セントレア)のすぐ近くにあるため、

飛行機の様子もばっちり見えるビーチです。

 

りんくう地図

 

ビーチ

(画面左に写るのが空港。伊勢湾が広がり、対岸にはうっすら三重県が見えます)

 

ビーチ2

 

夏は海あそびで賑わうのですが、

冬になると人はまばらでどことなくさみしい雰囲気。

 

私はこのわびしさいっぱいの「冬の海」が大好きで、

お気に入りの音楽をかけながら、浜辺を歩いたりぼーっとしたりして過ごします。

 

壮大なビーチ

 

空港から飛び立つ飛行機を見ているだけでも一日中いられます。

 

現在、空港業界も厳しい状況にあると聞きますが、

力強く飛んでいく飛行機を見るとなんだか元気をもらえます。

 

ちなみに、りんくうビーチのすぐ近くにはイオン&コストコもあるため、

そのままショッピングにGO TOが可能です。

 

みんな大好きコストコ

 

 

魅力②:遊べる空港セントレア

 

最初に言います。

 

愛知は、遊ぶ所がとにかくありません。

 

名古屋の中心部に住んでいれば話は別ですが、

それ以外の町に住む若者は、

遊ぶ場所を求めて常に県内をゾンビのごとく徘徊しています。(ガチ)

 

遊び場ゾンビ

(遊び場を求めて徘徊する愛知県の若者ゾンビたち)

 

 

私も友達と待ち合わせして、

「で、どこ行く?」

となった瞬間に、選択肢がなさ過ぎて沈黙する、といったことが何回もありました。

 

 

 

中部国際空港(通称セントレア)は、

こんな気まずいシチュエーションを救ってくれる救世主です。

 

空港内には飛行機が間近で見れるスカイデッキに加え、

レストラン街、カフェ、服屋、お土産屋さんといった楽しげなお店がたくさんあります。

 

そして何より「空港」という場所効果で、

まるでこれから旅に出るようなワクワク感を味わえます。

 

そのため、県内を徘徊する遊び場に飢えたゾンビたちは、

無益な殺傷をやめてセントレアに行くことをおすすめします。

 

www.centrair.jp

 

 

魅力③:常滑焼きもの散歩道

 

常滑市は、

「海と焼きものの町」

というキャッチコピーを掲げています。

 

常滑焼、という陶器の製造が盛んで、

工房が市内に集まっているからです。

 

そしてその工房が密集している地帯は

「焼きもの散歩道」

と呼ばれ、ちょっとした観光地になっています。

 

散歩道

散歩道2

散歩道3

 

レトロな建物と手作りの陶器が並ぶ通りは、

とっても優しい雰囲気で癒されます。

 

 

私が個人的にこの「焼きもの散歩道」を気に入っている理由としては、

観光地だけどガツガツしていない所

が挙げられます。

 

あくまでも「常滑焼を知ってもらおう!」

という範囲の案内に留まっているため、落ち着いた空気の中散策ができます。

 

 

散歩道4

(焼きものの土管が並ぶ土管坂。散歩道のシンボル的な場所)

 

散歩道5

 

 

また、観光地ではない普通の道でも、

焼きものを探すことができて面白いです。

焼きもの

 

 

もし、「愛知で観光をしろ」という拷問を課せられた場合は、

焼きもの散歩道に行くことを強くおすすめします。

 

www.tokoname-kankou.net

 

 

余談ですが

 

私は過去にこの「海と焼きものの町」常滑市を舞台に漫画を描いたことがあります。

 

こわれもの

タイトル:「こわれもの」

 

AIの少女と陶芸師の交流を描いた恋愛モノなのですが、

とある漫画賞に送ったところ堂々の選外という結果になったので、

気になる方は是非ご覧下さい…

 

https://www.pixiv.net/artworks/77103479

(pixivで全ページ公開中です)

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

・追記

 

この記事を描くにあたって常滑のことを調べていたら、

なんと現在常滑を舞台にしたアニメ映画が

Netflixにて公開中です!!

 

泣き猫

(前述した焼きもの散歩道もばっちり描かれています!)

 

nakineko-movie.com

 

しかも声優さんは鬼滅の刃

花江夏樹さん×志田未来さん!!

 

全然知らなかったので、不意打ちでめっちゃテンション上がりました。

 

映画の回し者みたいになってしまいましたが、

Netflixに入っている方は是非ともご覧下さい!

 

ちなみに私はNetflixに入っていません!

 

現場からは以上です!!

 

三重県・御在所散策日記

 

御在所散策その1

御在所散策その2

御在所散策その3

 

 

 

こんにちは、きいです。

 

先日、紅葉見物のため

三重県・御在所(ございしょ)に行ってきました。

 

御在所地図

 

www.gozaisho.co.jp

 

 

御在所は名古屋から高速に乗って約30分。

日帰りで気軽に行けることから、東海地方の人気お出かけスポットになっています。

 

 

御在所の紅葉

(こちらは去年撮った写真)

 

秋はロープウェイから見下ろす紅葉、冬はスキーで賑わうのですが、

忘れてはいけないのが山のふもとの湯の山温泉街。

 

私はこれまでも何度か御在所に行っているのですが、

どれも「ロープウェイで山を登る」だけで終わっており、

ふもとの温泉街は今までスルーしてきました。

 

温泉街

 

というのも、ロープウェイ乗り場や山頂付近は観光客で賑わっているのと比べて、

温泉街はなんだか「さびれてしまっている」イメージが強かったからです。

 

 

なので今年は、「あえて」行列ができているロープウェイをスルーして、

温泉街を散策することにしました。

 

 

目次

 

 

ノー密・温泉街

 

賑わっているロープウェイ乗り場を離れ、

閑静な道を進んで行くと最初に現れたのは…

 

廃墟ホテル

 

廃墟ホテル。

 

普通にちょっと怖いです。

カーテンはびりびりに破れ、窓ガラスも割れています。

 

近距離で廃墟を眺めたことがなかったので、異様な迫力に圧倒されてしまいました。

 

 

気を取り直して、まずは「湯の山温泉観光協会」で情報を集めようとしたのですが…

 

閉まっていました。

 

メインストリート

(誰ともすれ違わなかったメインストリート。

裏を返せば密の心配は無用です)

 

一番メインであろう通りを歩いたのですが、カフェやお店屋さんはことごとくやっていません。

見ると「水曜定休」の看板。

 

ちょうどこの日は水曜日だったので、タイミングが悪かったのかもしれません…

 

水曜に湯の山温泉に行こうとしている方は注意です。

お店はほぼ閉まっています。(体験談)

 

 

「廃墟」+「定休日ラッシュ」ということで、ますます

「さびれているイメージ」が加速してしまったわけですが、

唯一開いていたお土産屋さんのおばちゃん曰く

「土日は結構お店もやってる」とのこと。

 

なので湯の山温泉には土日に行きましょう。(教訓)

 

 

わびさびの風景(物理)

 

はじめは「ちょっと寂しいな」と思っていた温泉街も、

歩いているうちに「むしろ人がいなくてラッキー」と思うようになりました。

 

なぜなら、

 

紅葉1

紅葉2

 

紅葉、めちゃくちゃ綺麗!

 

写真だといまいち伝わりづらいですが、

ちょっと寂れた雰囲気と相まって風情は倍増。

 

紅葉3

 

これぞ「わびさびの風景(物理)」なのかもしれません。

 

いままでロープウェイから見た紅葉で満足していましたが、

ふもとにはこんなに素敵な場所があるなんて知りませんでした。

 

 

そうときたら

 

あれをやるしかありません。

 

実は、友人と私は

「できたら山でコーヒーを沸かして飲めたらいいね」

と思い、キャンプで使う「湯沸かしグッズ」を持ってきていたのです。

 

 

前述したメインストリートが定休日の嵐だったことで、

早々に「どこかのお店でお昼を食べる」という選択肢は消え去りました。

 

そのため、ロープウェイ乗り場にあった「モンベル」にて

「お湯でもどるご飯シリーズ」を買い込んでいたのです。

 

というわけで…

 

外ご飯

 

いざ、外ご飯の会!!

 

 

川のせせらぎと紅葉を背景に、食べるお昼ご飯のおいしさたるや…

 

特にモンベルの五目リゾッタは、味付けしっかりで体に染み渡りました。

 

webshop.montbell.jp

 

 

以上が湯の山温泉

とても綺麗な隠れ紅葉スポットなのでした。

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

最後に、ロープウェイ乗り場で見つけた

「飛び出した後の飛び出し坊や」

をお送りします。

 

飛び出し坊や

(左手の断面図が痛々しい)

 

 

中国趣味

 

中国趣味1

中国趣味2

 

 

 

こんにちは、木衣です。

 

中国の建物や少数民族が載っている読み物はないか探していたのですが、

ようやく手に入れました。

 

 

トランジット中国

トランジット少数民族

 

夢とロマンが詰まっています。

 

今回はそんなロマンあふれる中国について、思う所を書こうかと思います。

 

 

目次

 

 

ファーストコンタクト

 

初めて中国を訪れたのは、2010年。

中学生ながら、

「なんか色々とダイナミックな国だな」

と大陸の洗礼を受けました。

 

(その時の様子はもう一つの漫画ブログで記事にしています)

 

www.kii-humoumanga.com

 

その「なんかダイナミック」という第一印象は今日に至るまで変わっていません。

 

私は平成生まれなので、

「バブルの日本もこんなかんじだったのだろううか…」

とかつてあった高度成長期に思いを馳せたりしていました。

 

なんにせよ、世界有数の

「エネルギーとパワーに溢れた国」

だと思っています。

 

 

55もある

 

私がそんな中国のどこに魅力を感じているといいますと、

ずばり「カオスさ」です。

 

カオスといえばこのブログのテーマにもなっています。(今決めた)

 

riquewhir97.hatenadiary.com

 

以前の「裏路地ラバー」では、

「路地の生活丸出しなごちゃごちゃ感が好き」

と言いましたが、

その「ごちゃごちゃ感」を国単位までスケールアップさせたのが中国だと思っています。

 

 

中国地図

https://www.abysse.co.jp/china-map/index.html

 

地図からも分かるように、

中国はとにかくデカイ。

 

そんでなんか細かくいっぱい省が分かれてる。

 

日本も47都道府県で地域が分けられていますが、中国ではそこにさらに

イスラム系民族が住む場所、タイ系民族が住む場所、モンゴル民族が住む場所…と

民族ごとの事情が入ってきます。

 

 

中国には主となる漢民族以外に、政府公認の55の少数民族がいます。

 

中国の人口16億に対し、少数民族が占める割合は8パーセントほどですが、

それでも単純計算で1億人以上もの民族がひしめき合っていることになります。

 

すぐ隣の国で、独自の文化を持つ人々が、それぞれの場所で暮らしを営んでいる…

 

ここにめちゃくちゃロマンを感じるのです。

 

 

また、今や世界トップクラスの経済大国となった中国では、日本企業をはじめ、西洋列強など様々な思惑を持った勢力がなだれ込んでいます。

 

これらのカオスが混然一体となり、一つの国として成立しているだけでも

「奇跡か…尊い…」

と思ってしまいます。(重症)

 

対して、カオスを集結させた結果、

民族問題や農村部との経済格差など、様々な問題が転がっているのも事実。

 

そんな問題も含めて、

「興味深い」

と思ってしまうくらいには、

私も随分「中国趣味」の沼にはまっているようです。

 

 

とはいうものの

 

散々中国のロマンを語っていましたが、

私は最初この国が好きではありませんでした。

 

というのも、

テレビやニュースなどの影響で

「中国人はマナーを守らない」

というイメージが先行していたからです。

 

行ったことがない国や地域は、ついつい流れてきた情報だけで印象を決めてしまいがちです。

 

 

…ですが、いざ中国に降り立ってみて、

待っていたのは「人」との出会いでした。

 

 

上海からスーツケースを抱えて寝台列車に乗った時のことです。

 

私に割り振られたスペースは三段ベッドの一番上だったのですが、

重たいスーツケースをベットの上まで持ち上げることができず、苦戦していました。

 

…すると、それを見ていたおばちゃんがどこからともなく人を集め、

みんなで協力して私のスーツケースをベッドに上げてくれました。

 

寝台列車

(こちらは当時の様子を描いた絵日記)

 

そして協力してくれた人たちはどこかへ消えていきました。

 

この、

「どこからともなく集まって、助けて、気が付いたら解散してる」

一連の流れがやたらスピーディーで、少し笑ってしまいました。

 

 

こうした「人との出会い」を経て、私の中国に対する見方は180度変わったのです。

 

 

流れてくる情報を鵜吞みにするのではなく、

「知ろうとすること」「実際に目で見てみること」

って大切だな~と実感しました。(中々難しいことですが…)

 

 

そして何よりも、国や文化は違えど、

「思いやり」

は世界共通、変わらないものであると信じたいです。

 

 

とりとめのない感じになってしまいましたが、

本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

・参考文献

『TRANSIT-美しき中国という激流ー』2008年、講談社MOOK

裏路地ラバー(その2・ヨーロッパ編)

 

(その1はこちら)

 

 

ヨーロッパの裏路地

ヨーロッパの裏路地2

 

 

川辺の癒し空間

 

 

こんにちは、木衣です。

 

ヨーロッパの田舎町って、なんであんなに可愛くてオシャレでのどかなんでしょうか。

時間の進む早さも、普段の半分以下に感じます。

 

 

前回はアジアの路地について語りましたが、本日はそのヨーロッパ版です。

路地というよりは「田舎町」についてです。

 

正直、ヨーロッパに関してはは2017年に一回行っただけの

「ビギナー丸出し」な私ですが、

それでも十分すぎるほど濃い体験でした。

 

 

目次

 

 

憧れの田舎町

 

3年前の9月、私はフランスとドイツの国境にある

アルザス・ロレーヌ地方」

に降り立ちました。

 

 

ヨーロッパの地図

(例によって雑な地図)

 

 

初めてのヨーロッパ旅行な上、個人ではなかなか行きづらい場所ということで、

ツアーに参加しての旅でした。

 

 

アルザスの存在は前から気になっており、一度行ってみたい!と思っていたのです。

 

…というのも、漫画を描く際に重宝している

「ヨーロッパの田舎町」

という資料写真集があるのですが、

そこでダントツに心奪われた風景がアルザスだったからです。

 

資料写真

(この2冊でほぼヨーロッパの背景はカバーできます)

 

 

アルザスという町

 

アルザスは「ハウルの動く城」の舞台になった町、コルマールなどから成っており、

カラフルで花いっぱいの風景が楽しめる人気の観光地です。

 

…が、しかし一方で、昔はドイツ領になったりフランス領になったりと、歴史に翻弄された地域でもあります。

 

 

先述したハウルの動く城の舞台、コルマール(フランス領)の街並みはこのような感じなのですが、

 

フランス、コルマール


この特徴的な「木組みの家」、

実はドイツ式の家の建て方なんだそう。

 

 

このように、アルザス

ドイツとフランスの文化が溶け合った場所

でもあります。

 

と、そこで私に素朴な疑問が湧きました。

 

"そこまでドイツとフランスの間で色々あったなら、言語はどうなってるんだ…?"

 

 

なんでも、アルザスと呼ばれるものがあるらしく、それはどうやら

「ドイツなまりのフランス方言」だそうです。

 

これまたなんともピンと来ない感覚です。

 

 

私は2017年当時大学生で、第二言語フランス語を専攻していました。

(専攻とは名ばかりで、全く話せませんでしたが…)

 

そのため、フランス人の先生に

アルザス語ってどんな感じなんですか?」

と聞いたのですが、その先生曰く

アルザス語はマジで異言語」

とのことでした。

 

なまりが強すぎて、フランス人でさえも

「何言ってんのか分かんないレベル」

だそう。

 

 

日本でいう、津軽弁琉球方言と同じような感じなのでしょうか…

 

ともあれ、アルザスというのはそれほど「特殊な場所」のようです。

 

 

悶絶ギャラリー

 

最後に、見返した際思わず悶絶したアルザスの写真を投下しようと思います。

 

悶絶1

壁の絵が細かすぎてもはや変態の所業。

(失礼)

悶絶度…4

 

 

悶絶2

裏路地ラバーにはたまらない1枚。

湿度高めの雰囲気が良いです。

悶絶度…3

 

 

悶絶3

チョコミン党歓喜

悶絶度…3.5

 

 

悶絶4

Oh my paradise.(語彙力ロスト)

悶絶度…5

 

 

最後の写真は特に絵になる構図だったので絵にしました。

 

絵になる

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

 

普段は別のブログで漫画やイラストを載せています。

よろしかったらこちらも覗いて下さると幸いです。

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