いこくのじかん

「カオスで面白い世界」をテーマにしたゆるゆる旅行・アウトドアブログ。

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年末・海パスタの会

 

海パスタ会1

海パスタ2

 

 

 

 

謹賀新年!

2021年明けましておめでとうございます!!

 

きいです。

 

と、いう訳で、

本日は年末に突然行った「海パスタの会」日記です。

 

 

目次

 

 

ちなみに、なぜ「海でパスタ」なのかは謎です。

 

深い意味などありません。

完全にその時の気分です。

 

 

繰り出した先は愛知県・三河湾

 

三河湾

 

この日は朝から雨がぱらついていましたが、

お昼ごろになると晴れてきました。

 

絶好の海パスタ日和です。

 

 

そしてお決まりのキャンプ用具一式を取り出すと、

早速調理開始。

 

調理開始

 

ちなみに、写真内の手作り感あふれる風よけは、

アルミ箔をダンボールに張り付けただけのものです。

 

貧乏根性を発揮して雑に作った割には、結構重宝しています。

 

風よけ

 

 

 

また、パスタ麺は友人が家から持ってきてくれたものを使ったのですが、

友人いわく、

「水につけた状態で持って行くと調理がしやすい」

そうです。

 

パスタ

 

 

水につけることにより麵がやわらかくなるため、

キャンプ用の小さい鍋にも入れやすいとのこと。

 

あとはちょっとモチモチとした食感になります。

 

キャンプに慣れている人からすると当たり前のことかもしれませんが、

私は知らなかったので素直に感心しました。

 

 

海パスタに限らず、

「急に野外で乾麵を食べたい衝動に駆られた」

という方は是非試してみて下さい。

 

 

 

こうしてできたパスタはとても美味しかったものの、いかんせん

冬の海は寒すぎました。

(当たり前だ)

 

 

正直調理の様子を写真に撮る余裕もなく、

作りたてのパスタは海風によって一瞬で冷却され、

最後の方は箸を握る手の感覚がなくなりました。

 

 

思わず、

「誰だこんな所でパスタ作ろうって言い出した奴!!」

「いや、私やんけ!!!」

 

という寒いノリツッコミまでぶちかましてしまう始末。

 

 

冬の「外ご飯会」は慎重に場所を選んだ方がよさそうです。

 

 

芋との出会い

 

案の定そそくさと撤退することになった私と友人。

 

友人が車を走らせる帰り道、ふと道端に面白いものを発見しました。

 

 

いもくいん店

 

その名も、

「いもくいん」。

 

焼き芋専門店だそうです。

 

 

chaooeats-nishio.com

 

 

入口脇の「冷芋(ひやしいも)」の存在感もさることながら、

一番気になったのはその店名です。

 

 

「いもクイーン(imo Queen)」と、

「いもくいん」の

ダブルミーニングなのです。

 

 

…分かりやすく解説致しますと、

三河弁では

「~してみて!」

のことを

「~してみりん!」

と言うのです。

 

なので、この場合

「いもくいん(芋食いん)」は

「芋食べてみて!」

という意味になります。

 

ちなみに、これをさらに名古屋弁に直すと

「芋食べてみゃー」

になります。

 

 

…話がだいぶそれましたが、

この「いもくいん」に降り立った私たちは、

さらに面白いものを発見しました。

 

 

いも自販機

いも自販機2

 

 

芋の自販機です。

 

人生ではじめて見ました。

 

芋なのに平然と

「あったか~い」「つめた~い」

があるので、一瞬頭がバグります。

 

 

しかも、

 

 

「自販機の設定上、100円硬貨が4枚までしか入りません。

申し訳ございません」

 

なんかカワイイ。

 

 

自販機は気になったものの、

私たちは店内で焼き芋を買いました。

 

どうせなら得体のしれない「冷やし芋」にしたかった所ですが、

海風で冷え切った当時の我々には、そんな選択肢鼻からありません。

 

新聞紙にくるまれたアツアツの焼き芋は、

甘くとろけてめちゃくちゃおいしかったです。

 

 

やきいも

(写真は撮り忘れた)

 

 

…そんなこんなで、

以上が私の年末になります。

 

 

皆様も、冬の海にお出かけする際は万全の防寒で行きましょう!

 

それでは本日はこの辺りで失礼致します~!

 

2021年もちまちま更新しいていきますので、

どうぞよろしくお願い致します!!

 

 

 

余談

 

もう一つの漫画ブログでは、

ただいまこんな感じの創作漫画を更新しています。

 

 

旅する主人公が様々な人と出会う

「人情ファンタジーもの(?)」を目指していますので、

よろしかったら是非~!

 

木衣の不毛漫画置き場

 

冬の常滑りんくうビーチ

 

常滑りんくうビーチ

常滑りんくうビーチ2

 

 

 

 

こんにちは、きいです。

 

「いこくのじかん」と謳いながら、

今の所国内(しかも近場)レポしかしていませんが、

今回もバリバリ国内&近場を攻めます。

 

 

先日、ちょっとした用事のついでに

常滑(とこなめ)りんくうビーチ

に行ってきました。

 

 

常滑りんくうビーチ地図

(IQ3くらいの地図)

 

名古屋からは電車で40分くらい、高速だと20分弱で行けます。

まさに愛知県民にとっては「手軽に行けるビーチ」なのです。

 

私はこの常滑が大好きで、小さい頃からよく行っていました。

 

 

という訳で、誰得かは知りませんが、

今回はこの海に面した町「常滑」の魅力をお伝えしようと思います。

 

目次

 

 

魅力①:常滑りんくうビーチ

 

冒頭の漫画で紹介した所です。

 

中部国際空港セントレア)のすぐ近くにあるため、

飛行機の様子もばっちり見えるビーチです。

 

りんくう地図

 

ビーチ

(画面左に写るのが空港。伊勢湾が広がり、対岸にはうっすら三重県が見えます)

 

ビーチ2

 

夏は海あそびで賑わうのですが、

冬になると人はまばらでどことなくさみしい雰囲気。

 

私はこのわびしさいっぱいの「冬の海」が大好きで、

お気に入りの音楽をかけながら、浜辺を歩いたりぼーっとしたりして過ごします。

 

壮大なビーチ

 

空港から飛び立つ飛行機を見ているだけでも一日中いられます。

 

現在、空港業界も厳しい状況にあると聞きますが、

力強く飛んでいく飛行機を見るとなんだか元気をもらえます。

 

ちなみに、りんくうビーチのすぐ近くにはイオン&コストコもあるため、

そのままショッピングにGO TOが可能です。

 

みんな大好きコストコ

 

 

魅力②:遊べる空港セントレア

 

最初に言います。

 

愛知は、遊ぶ所がとにかくありません。

 

名古屋の中心部に住んでいれば話は別ですが、

それ以外の町に住む若者は、

遊ぶ場所を求めて常に県内をゾンビのごとく徘徊しています。(ガチ)

 

遊び場ゾンビ

(遊び場を求めて徘徊する愛知県の若者ゾンビたち)

 

 

私も友達と待ち合わせして、

「で、どこ行く?」

となった瞬間に、選択肢がなさ過ぎて沈黙する、といったことが何回もありました。

 

 

 

中部国際空港(通称セントレア)は、

こんな気まずいシチュエーションを救ってくれる救世主です。

 

空港内には飛行機が間近で見れるスカイデッキに加え、

レストラン街、カフェ、服屋、お土産屋さんといった楽しげなお店がたくさんあります。

 

そして何より「空港」という場所効果で、

まるでこれから旅に出るようなワクワク感を味わえます。

 

そのため、県内を徘徊する遊び場に飢えたゾンビたちは、

無益な殺傷をやめてセントレアに行くことをおすすめします。

 

www.centrair.jp

 

 

魅力③:常滑焼きもの散歩道

 

常滑市は、

「海と焼きものの町」

というキャッチコピーを掲げています。

 

常滑焼、という陶器の製造が盛んで、

工房が市内に集まっているからです。

 

そしてその工房が密集している地帯は

「焼きもの散歩道」

と呼ばれ、ちょっとした観光地になっています。

 

散歩道

散歩道2

散歩道3

 

レトロな建物と手作りの陶器が並ぶ通りは、

とっても優しい雰囲気で癒されます。

 

 

私が個人的にこの「焼きもの散歩道」を気に入っている理由としては、

観光地だけどガツガツしていない所

が挙げられます。

 

あくまでも「常滑焼を知ってもらおう!」

という範囲の案内に留まっているため、落ち着いた空気の中散策ができます。

 

 

散歩道4

(焼きものの土管が並ぶ土管坂。散歩道のシンボル的な場所)

 

散歩道5

 

 

また、観光地ではない普通の道でも、

焼きものを探すことができて面白いです。

焼きもの

 

 

もし、「愛知で観光をしろ」という拷問を課せられた場合は、

焼きもの散歩道に行くことを強くおすすめします。

 

www.tokoname-kankou.net

 

 

余談ですが

 

私は過去にこの「海と焼きものの町」常滑市を舞台に漫画を描いたことがあります。

 

こわれもの

タイトル:「こわれもの」

 

AIの少女と陶芸師の交流を描いた恋愛モノなのですが、

とある漫画賞に送ったところ堂々の選外という結果になったので、

気になる方は是非ご覧下さい…

 

https://www.pixiv.net/artworks/77103479

(pixivで全ページ公開中です)

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

・追記

 

この記事を描くにあたって常滑のことを調べていたら、

なんと現在常滑を舞台にしたアニメ映画が

Netflixにて公開中です!!

 

泣き猫

(前述した焼きもの散歩道もばっちり描かれています!)

 

nakineko-movie.com

 

しかも声優さんは鬼滅の刃

花江夏樹さん×志田未来さん!!

 

全然知らなかったので、不意打ちでめっちゃテンション上がりました。

 

映画の回し者みたいになってしまいましたが、

Netflixに入っている方は是非ともご覧下さい!

 

ちなみに私はNetflixに入っていません!

 

現場からは以上です!!

 

三重県・御在所散策日記

 

御在所散策その1

御在所散策その2

御在所散策その3

 

 

 

こんにちは、きいです。

 

先日、紅葉見物のため

三重県・御在所(ございしょ)に行ってきました。

 

御在所地図

 

www.gozaisho.co.jp

 

 

御在所は名古屋から高速に乗って約30分。

日帰りで気軽に行けることから、東海地方の人気お出かけスポットになっています。

 

 

御在所の紅葉

(こちらは去年撮った写真)

 

秋はロープウェイから見下ろす紅葉、冬はスキーで賑わうのですが、

忘れてはいけないのが山のふもとの湯の山温泉街。

 

私はこれまでも何度か御在所に行っているのですが、

どれも「ロープウェイで山を登る」だけで終わっており、

ふもとの温泉街は今までスルーしてきました。

 

温泉街

 

というのも、ロープウェイ乗り場や山頂付近は観光客で賑わっているのと比べて、

温泉街はなんだか「さびれてしまっている」イメージが強かったからです。

 

 

なので今年は、「あえて」行列ができているロープウェイをスルーして、

温泉街を散策することにしました。

 

 

目次

 

 

ノー密・温泉街

 

賑わっているロープウェイ乗り場を離れ、

閑静な道を進んで行くと最初に現れたのは…

 

廃墟ホテル

 

廃墟ホテル。

 

普通にちょっと怖いです。

カーテンはびりびりに破れ、窓ガラスも割れています。

 

近距離で廃墟を眺めたことがなかったので、異様な迫力に圧倒されてしまいました。

 

 

気を取り直して、まずは「湯の山温泉観光協会」で情報を集めようとしたのですが…

 

閉まっていました。

 

メインストリート

(誰ともすれ違わなかったメインストリート。

裏を返せば密の心配は無用です)

 

一番メインであろう通りを歩いたのですが、カフェやお店屋さんはことごとくやっていません。

見ると「水曜定休」の看板。

 

ちょうどこの日は水曜日だったので、タイミングが悪かったのかもしれません…

 

水曜に湯の山温泉に行こうとしている方は注意です。

お店はほぼ閉まっています。(体験談)

 

 

「廃墟」+「定休日ラッシュ」ということで、ますます

「さびれているイメージ」が加速してしまったわけですが、

唯一開いていたお土産屋さんのおばちゃん曰く

「土日は結構お店もやってる」とのこと。

 

なので湯の山温泉には土日に行きましょう。(教訓)

 

 

わびさびの風景(物理)

 

はじめは「ちょっと寂しいな」と思っていた温泉街も、

歩いているうちに「むしろ人がいなくてラッキー」と思うようになりました。

 

なぜなら、

 

紅葉1

紅葉2

 

紅葉、めちゃくちゃ綺麗!

 

写真だといまいち伝わりづらいですが、

ちょっと寂れた雰囲気と相まって風情は倍増。

 

紅葉3

 

これぞ「わびさびの風景(物理)」なのかもしれません。

 

いままでロープウェイから見た紅葉で満足していましたが、

ふもとにはこんなに素敵な場所があるなんて知りませんでした。

 

 

そうときたら

 

あれをやるしかありません。

 

実は、友人と私は

「できたら山でコーヒーを沸かして飲めたらいいね」

と思い、キャンプで使う「湯沸かしグッズ」を持ってきていたのです。

 

 

前述したメインストリートが定休日の嵐だったことで、

早々に「どこかのお店でお昼を食べる」という選択肢は消え去りました。

 

そのため、ロープウェイ乗り場にあった「モンベル」にて

「お湯でもどるご飯シリーズ」を買い込んでいたのです。

 

というわけで…

 

外ご飯

 

いざ、外ご飯の会!!

 

 

川のせせらぎと紅葉を背景に、食べるお昼ご飯のおいしさたるや…

 

特にモンベルの五目リゾッタは、味付けしっかりで体に染み渡りました。

 

webshop.montbell.jp

 

 

以上が湯の山温泉

とても綺麗な隠れ紅葉スポットなのでした。

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

最後に、ロープウェイ乗り場で見つけた

「飛び出した後の飛び出し坊や」

をお送りします。

 

飛び出し坊や

(左手の断面図が痛々しい)

 

 

中国趣味

 

中国趣味1

中国趣味2

 

 

 

こんにちは、木衣です。

 

中国の建物や少数民族が載っている読み物はないか探していたのですが、

ようやく手に入れました。

 

 

トランジット中国

トランジット少数民族

 

夢とロマンが詰まっています。

 

今回はそんなロマンあふれる中国について、思う所を書こうかと思います。

 

 

目次

 

 

ファーストコンタクト

 

初めて中国を訪れたのは、2010年。

中学生ながら、

「なんか色々とダイナミックな国だな」

と大陸の洗礼を受けました。

 

(その時の様子はもう一つの漫画ブログで記事にしています)

 

www.kii-humoumanga.com

 

その「なんかダイナミック」という第一印象は今日に至るまで変わっていません。

 

私は平成生まれなので、

「バブルの日本もこんなかんじだったのだろううか…」

とかつてあった高度成長期に思いを馳せたりしていました。

 

なんにせよ、世界有数の

「エネルギーとパワーに溢れた国」

だと思っています。

 

 

55もある

 

私がそんな中国のどこに魅力を感じているといいますと、

ずばり「カオスさ」です。

 

カオスといえばこのブログのテーマにもなっています。(今決めた)

 

riquewhir97.hatenadiary.com

 

以前の「裏路地ラバー」では、

「路地の生活丸出しなごちゃごちゃ感が好き」

と言いましたが、

その「ごちゃごちゃ感」を国単位までスケールアップさせたのが中国だと思っています。

 

 

中国地図

https://www.abysse.co.jp/china-map/index.html

 

地図からも分かるように、

中国はとにかくデカイ。

 

そんでなんか細かくいっぱい省が分かれてる。

 

日本も47都道府県で地域が分けられていますが、中国ではそこにさらに

イスラム系民族が住む場所、タイ系民族が住む場所、モンゴル民族が住む場所…と

民族ごとの事情が入ってきます。

 

 

中国には主となる漢民族以外に、政府公認の55の少数民族がいます。

 

中国の人口16億に対し、少数民族が占める割合は8パーセントほどですが、

それでも単純計算で1億人以上もの民族がひしめき合っていることになります。

 

すぐ隣の国で、独自の文化を持つ人々が、それぞれの場所で暮らしを営んでいる…

 

ここにめちゃくちゃロマンを感じるのです。

 

 

また、今や世界トップクラスの経済大国となった中国では、日本企業をはじめ、西洋列強など様々な思惑を持った勢力がなだれ込んでいます。

 

これらのカオスが混然一体となり、一つの国として成立しているだけでも

「奇跡か…尊い…」

と思ってしまいます。(重症)

 

対して、カオスを集結させた結果、

民族問題や農村部との経済格差など、様々な問題が転がっているのも事実。

 

そんな問題も含めて、

「興味深い」

と思ってしまうくらいには、

私も随分「中国趣味」の沼にはまっているようです。

 

 

とはいうものの

 

散々中国のロマンを語っていましたが、

私は最初この国が好きではありませんでした。

 

というのも、

テレビやニュースなどの影響で

「中国人はマナーを守らない」

というイメージが先行していたからです。

 

行ったことがない国や地域は、ついつい流れてきた情報だけで印象を決めてしまいがちです。

 

 

…ですが、いざ中国に降り立ってみて、

待っていたのは「人」との出会いでした。

 

 

上海からスーツケースを抱えて寝台列車に乗った時のことです。

 

私に割り振られたスペースは三段ベッドの一番上だったのですが、

重たいスーツケースをベットの上まで持ち上げることができず、苦戦していました。

 

…すると、それを見ていたおばちゃんがどこからともなく人を集め、

みんなで協力して私のスーツケースをベッドに上げてくれました。

 

寝台列車

(こちらは当時の様子を描いた絵日記)

 

そして協力してくれた人たちはどこかへ消えていきました。

 

この、

「どこからともなく集まって、助けて、気が付いたら解散してる」

一連の流れがやたらスピーディーで、少し笑ってしまいました。

 

 

こうした「人との出会い」を経て、私の中国に対する見方は180度変わったのです。

 

 

流れてくる情報を鵜吞みにするのではなく、

「知ろうとすること」「実際に目で見てみること」

って大切だな~と実感しました。(中々難しいことですが…)

 

 

そして何よりも、国や文化は違えど、

「思いやり」

は世界共通、変わらないものであると信じたいです。

 

 

とりとめのない感じになってしまいましたが、

本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

・参考文献

『TRANSIT-美しき中国という激流ー』2008年、講談社MOOK

裏路地ラバー(その2・ヨーロッパ編)

 

(その1はこちら)

 

 

ヨーロッパの裏路地

ヨーロッパの裏路地2

 

 

川辺の癒し空間

 

 

こんにちは、木衣です。

 

ヨーロッパの田舎町って、なんであんなに可愛くてオシャレでのどかなんでしょうか。

時間の進む早さも、普段の半分以下に感じます。

 

 

前回はアジアの路地について語りましたが、本日はそのヨーロッパ版です。

路地というよりは「田舎町」についてです。

 

正直、ヨーロッパに関してはは2017年に一回行っただけの

「ビギナー丸出し」な私ですが、

それでも十分すぎるほど濃い体験でした。

 

 

目次

 

 

憧れの田舎町

 

3年前の9月、私はフランスとドイツの国境にある

アルザス・ロレーヌ地方」

に降り立ちました。

 

 

ヨーロッパの地図

(例によって雑な地図)

 

 

初めてのヨーロッパ旅行な上、個人ではなかなか行きづらい場所ということで、

ツアーに参加しての旅でした。

 

 

アルザスの存在は前から気になっており、一度行ってみたい!と思っていたのです。

 

…というのも、漫画を描く際に重宝している

「ヨーロッパの田舎町」

という資料写真集があるのですが、

そこでダントツに心奪われた風景がアルザスだったからです。

 

資料写真

(この2冊でほぼヨーロッパの背景はカバーできます)

 

 

アルザスという町

 

アルザスは「ハウルの動く城」の舞台になった町、コルマールなどから成っており、

カラフルで花いっぱいの風景が楽しめる人気の観光地です。

 

…が、しかし一方で、昔はドイツ領になったりフランス領になったりと、歴史に翻弄された地域でもあります。

 

 

先述したハウルの動く城の舞台、コルマール(フランス領)の街並みはこのような感じなのですが、

 

フランス、コルマール


この特徴的な「木組みの家」、

実はドイツ式の家の建て方なんだそう。

 

 

このように、アルザス

ドイツとフランスの文化が溶け合った場所

でもあります。

 

と、そこで私に素朴な疑問が湧きました。

 

"そこまでドイツとフランスの間で色々あったなら、言語はどうなってるんだ…?"

 

 

なんでも、アルザスと呼ばれるものがあるらしく、それはどうやら

「ドイツなまりのフランス方言」だそうです。

 

これまたなんともピンと来ない感覚です。

 

 

私は2017年当時大学生で、第二言語フランス語を専攻していました。

(専攻とは名ばかりで、全く話せませんでしたが…)

 

そのため、フランス人の先生に

アルザス語ってどんな感じなんですか?」

と聞いたのですが、その先生曰く

アルザス語はマジで異言語」

とのことでした。

 

なまりが強すぎて、フランス人でさえも

「何言ってんのか分かんないレベル」

だそう。

 

 

日本でいう、津軽弁琉球方言と同じような感じなのでしょうか…

 

ともあれ、アルザスというのはそれほど「特殊な場所」のようです。

 

 

悶絶ギャラリー

 

最後に、見返した際思わず悶絶したアルザスの写真を投下しようと思います。

 

悶絶1

壁の絵が細かすぎてもはや変態の所業。

(失礼)

悶絶度…4

 

 

悶絶2

裏路地ラバーにはたまらない1枚。

湿度高めの雰囲気が良いです。

悶絶度…3

 

 

悶絶3

チョコミン党歓喜

悶絶度…3.5

 

 

悶絶4

Oh my paradise.(語彙力ロスト)

悶絶度…5

 

 

最後の写真は特に絵になる構図だったので絵にしました。

 

絵になる

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

 

 

 

普段は別のブログで漫画やイラストを載せています。

よろしかったらこちらも覗いて下さると幸いです。

www.kii-humoumanga.com

 

裏路地ラバー

 

  

裏路地1

裏路地2

 

 

はじめまして。

または、こんにちは。

 

木衣(きい)と申します。

 

唐突ですが、裏路地が好きです。

 

 

https://www.instagram.com/p/CGcQbq1hg37/

 

 

あのなんともいえない魅力は一体なんなのでしょうか…

舐めまわしたくなります。(やめろ)

 

 

 私は散歩が好きです。

国内、海外問わず、知らない土地に降り立って、あてもなくふらふらするような散歩が好きです。

 

そんな時、ちょっといい感じの路地を見つけると途端にテンションが上がるのです。

 

 

というわけで、ここからは私が見つけた様々な「いい感じの路地」をご紹介しようと思います。

 

 

目次

 

 

中国(重慶

重慶の裏路地2

 

先ほどのイラストの元になった写真。

階段を下りるにゃんこが魅力を後押ししています。

 

中国の南に位置する町、重慶(じゅうけい)には2018年に訪れました。

 

中国の地図

(超テキトーな地図)

 

 

都会あり、観光スポットあり、エモい裏路地あり、のよくばりシティ(?)でした。

 

重慶の夜景

 

夜になると、川辺の中心街はネオンに彩られます。

 

重慶の夜景2

 

ライブでもやってんのかと思うほどの眩しさ。

ちなみにこの写真を撮影した時、私は謎の腹痛に襲われており、夜景どころではありませんでした。(どうでもいい情報)

 

 

で、件の裏路地があった場所がこちらの「磁器口」という繁華街。

昔の中国を思わせる建物が並びます。

 

磁器口3

 

京都でいう所の「清水道」「三年坂」みたいな感じで、

狭めの道にはお店がズラリ。

 

磁器口4



人ごみに疲れて裏路地に入ったら、先ほどのような光景が広がっていました。

 

バー

 

ちょっとしたカフェバーも発見。

時間の都合でサーッと見て終わってしまいましたが、本当はもっと探検したかった場所です。

 

磁器口 | 在重慶日本国総領事館

 

 

中国(上海)

上海の裏路地

 

こちらも同じく2018年、重慶と一緒のタイミングで訪れました。

 

赤ピンクのレンガの色がいいな~と思ったのです。

肝心の場所はどの辺りだったか完全に忘れてしまったのですが(おい)

 

たしか新天地の近くだったような…

 

新天地は日本でいう原宿、表参道のようなオシャレエリアです。

 

もっとも、私は原宿も表参道もろくに行ったことがないので似てるとも言えませんが…

 

私が訪れたこの日はまさかの台風直撃日。

 

オシャレエリアで優雅にショッピング…と思っていたら、

横殴りの雨と暴風で靴が水没し、スタバに籠城せざるを得ませんでした。

 

 

雨の上海

 

結果ろくに観光できず、悲しみのレイニー上海となりました。

 

新天地を歩こう! 【2018年版】 | 上海ナビ

 

 

東京(柴又)

柴又

 

2018年撮影。

 

 

私は田んぼと牛舎に囲まれた愛知県の片田舎に住んでいるため、

こういう「東京の下町ワールド」にとても憧れます。

 

 

柴又は映画男はつらいよの舞台となった場所だそうで、一緒に行った寅さんファンの友達がテンションマックスだったのを覚えています。

 

寅さん

 

画面中央にある

「カレーライス」

「そば」

「うどん」

「らーめん」

の素朴さがたまりません。

 

「ラーメン」ではなく「らーめん」なのも高ポイントですね。(何が)

 

恥ずかしながら東京は数えるほどしか行ったことがないので、またいつかじっくり下町散策したいです。(もはや上海の方が行った回数多いレベル)

 

柴又参道観光紹介 オフィシャル

 

 

 

…という訳で、路地紹介は以上です。

他の場所も書きたかったのですが、東アジアばかりになってしまいました。

 

 

そもそも

「お前は何者なんだ」とツッコミを入れたい方もいらっしゃると思います。

 

私はしがない漫画描きです。

半年ほど前から、ブログで創作漫画をちまちまと載せています。

 

…ですが気が付くと、「漫画ブログ」のはずなのに「旅行」やら「異文化」やらテーマがごちゃ混ぜになり渋滞していたので、ブログを分けようと思い立ちました。

 

そして「旅」「異文化」に特化したのがこちらのブログ

「いこくのじかん」

になります。

 

 

「異国」をテーマに、イラストや漫画を織り交ぜつつ、

路地裏のようなごちゃごちゃとしたブログにしていきたいと思っています。

(更新頻度はかなりマイペースになりそうですが…)

 

何卒よろしくお願い致します!

 

 

もう一つのブログ

「木衣の不毛漫画置き場」

では、ほとばしるアジアへのロマンが炸裂した結果(?)、

架空のアジアを舞台にしたファンタジー漫画を連載しております。

 

たみせか表紙絵

 

たみせか カテゴリーの記事一覧 - 木衣の不毛漫画置き場

タイトルは「民と世界の流れ方」、略して「たみせか」です。

 

興味を持たれた方はこちらも覗いて下さると嬉しいです。

 

 

それでは、本日はこの辺りで失礼致します!

お付き合いいただきありがとうございました。